子宮ガン主な原因

子宮頸ガン

 子宮頸ガンは、50歳以上の中高年層では近年順調に減ってきていますが、それとは逆に20~24歳では約2倍に、25~29歳では3~4倍に増加しています。

 子宮頸ガンの原因については、ヒトパピロマウイルス(HPV)というウイルスが子宮頸ガンの99%に認められ、子宮頸ガン発症の重要な一因子とみなされています。

 HPVは性交渉により感染する性感染症の一つで、性活動が活発な若い年代での感染の機会が増えているため、子宮頸ガンの危険度が高くなると思われています。

 しかし、大多数のHPV感染は自然に治癒し、必ずしもガンの原因とはなりません。

子宮体ガン

 最近、子宮体ガンは著しく増加しています。

その原因としては、食生活の欧米化・晩婚化・少子化などが考えられます。

 子宮体ガンは、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)が発症にかかわっていることがわかっています。

エストロゲンは内膜を増殖させる作用があり、一方、排卵後に分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)は、増殖を抑制する作用があります。

 更年期には、月経があっても排卵が起こっていないことが多く、排卵後に分泌される黄体ホルモンが十分に出ないため、内膜が過剰に増殖して、子宮内膜症からさらにガンに進展する可能性があります。